腸活で心もカラダもハッピーに!

腸活

意識せずとも24時間働き続けてくれている「腸」。栄養を吸収して、いらないものを出す働きはもちろんのこと、幸せ伝達物質「セロトニン」をつくっているとも言われています。今回は「腸」の働きと、元気にする方法をご紹介いたします。

腸をイキイキ

腸はカラダをまもる最前線

食べ物は口から入って体内で消化され、便として出ていきます。ちょうど1本のホースが体内を通っているかのように、消化管の中はからだの内側のようでいて、食べ物を通じて外界と接しているともいえるのです。しかも目に見えて外界と接している皮膚の200倍、テニスコート1.5面分もの面積だといわれています。そのためからだ全体の抵抗力に関する物質の約6割が集中し、ウィルスなどを撃退している「からだを守る機能の最前線」ともいえるでしょう。

幸せは「腸」からやってくる!?

腸

腸には多くの「情報伝達器官」や「めぐりに関する細かい管」が集中しており、つくり出している分泌物は頭よりも多いといわれています。

中でも幸せ伝達物質《セロトニン》は、約95%が腸でつくられていることがわかってきました。おなかの状態は食べ物に大きく左右されます。暴飲暴食を繰り返して、おなかが疲れていると幸せを感じることができません。つまり、おなかの状態を健康に保つことが、幸せへの第一歩♪

大切なのは「菌」のコントロールとバランス

腸の中の環境を整えて元気にするためには、「菌」をいかにコントロールするかが大事です。なぜなら腸内細菌こそが食べ物の消化吸収、腸のぜん動運動、抵抗力の活性化にかかわっているためです。

善玉菌が増えることでおなかが活発になり、つまりがスムーズになったり、からだの抵抗力が高まります。逆に、悪玉菌が増えると腸の中にいらないものをため込んだり、ニオイや肌荒れの原因になったりします。悪玉菌とは呼ばれていますが、これらも重要な働きをもつ菌です。大事なのは菌のパワーバランスなのです。健康な人の腸内細菌バランスは、善玉菌・悪玉菌・日和見菌(※)が2:1:7の比率と言われています。一番多い日和見菌は、悪玉菌が優勢だと悪玉菌と一緒になって悪影響を及ぼし、善玉菌が優勢だとからだに良い働きをする特殊な性質が! おなかを整えるためには、善玉菌を優勢にすることがポイントです。

菌バランス

※日和見菌(ひよりみきん)とは…

数の上では善玉菌・悪玉菌よりも多く、「日和見(ひよりみ)」の「有利な方につこうと、形勢をうかがうこと」という言葉通り、善玉菌が優勢なときは善玉菌の味方をし、悪玉菌が優勢なときは悪玉菌の味方をするという性質をもつ。

体内の善玉菌を元気にしよう

腸

私たちのからだの中には自分自身の細胞60兆個の100倍もの数の善玉菌・日和見菌・悪玉菌たちが棲んでいます。しかし、現代人は食生活やストレス社会の影響で、悪玉菌がはびこりやすい体内環境になりがちです。「菌」を活躍させ、様々な不快とサヨナラしましょう!そこで今すぐ出来る「育菌」をご紹介いたします。

1.おなかを温める

善玉菌を減らさないためには、おなかを「温める」ことが大切。善玉菌は冷たい環境に弱く、冷えていると悪玉菌が増えてしまいます。温かいものを飲んだり、腹巻やおなか周り温めるインナーを使うなど冷やさないようにしましょう。

2.発酵食品を食べる

味噌や納豆、ぬか漬など日本人の食生活に昔からとり入れられてきた発酵食品には、腸内細菌のバランスをよくするための菌がたくさん含まれています。普段からの食事で発酵食品を上手にとり入れましょう。

3.水溶性食物繊維をとる

“おなかのお掃除役”として、未消化物や脂肪分を絡め取って出す機能だけがクローズアップされてきた食物繊維。
しかし「水溶性食物繊維をはじめとする多糖類」は、善玉菌を増やす重要な役割を果たしていることがわかっています。水溶性食物繊維が多く含まれる食べ物には、アボカドや海藻、きのこ類、オクラ、山芋、納豆などがあります。

増殖した善玉菌の活動を活発にすることでBENの質を改善したり、ぜん動運動を促して出しやすくなるなどの好循環に導きます。

菌のバランスを整えるとイイ事たくさん!

菌バランスを整え、腸がキレイになることでこんなイイ事が♪

腸●抵抗力アップ!

●お肌がキレイに!

●気持ちが落ち着く!

●やせやすいカラダに!

●つまりがスムーズ!

まとめ

いかがでしたか?「腸」の元気が、私たちの心とカラダの両方に大切な役割をしていることがお分かりいただければ幸いです☆

「腸」を元気にするアイテムや習慣で、ぜひハッピーな毎日をお過ごしください。

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