年齢とともに失われていく、女性の中の「女性力」。
それは、「心身の美しさと健やかさを支える力」でもあり、女性から「漂う魅力」の基礎となるもの。
できることなら自然な形で「女性力」を補い、美しさの味方につけたいですよね。
そんな女性のバランス調整を、古くからサポートしてきたのが「ローズの香り」だと言われています。
今回は、女性力を高める「ローズ」についてご紹介させていただきます。
クレオパトラも虜になったローズの力
古代エジプト最後の女王であり、絶世の美女といわれるクレオパトラ。
彼女が宮殿全体をバラで飾り、 廊下にはバラの花びらを厚く敷きつめて、ローマ帝国のアントニウスを歓迎したというエピソードはご存知でしょうか?
彼女の美の秘密は、毎日特性のローズオイルを肌につけたり、バラをふんだんに浮かべた香水風呂に入って、バラの香りを体に染み込ませていたことなのだとか。
また、ポーランドのある女王が77歳という年齢でハンガリー王に恋をした際、王の心を惹きつけたかった女王は、ローズとローズマリーで「若さを取り戻す」ことに成功したという逸話も。(なんと、ついには王からプロポーズを受けたのだとか!)
またインド・アーユルヴェーダをはじめ、古代ペルシャ医学や中医学などの伝統医学においても、「ローズは体のバランスを調整し、体内の濁りを取り除き、甦らせる」など、その働きが重んじられ、古くから用いられてきたと言われています。
ローズの力は迷信ではない?!
近代に入り、ローズのさまざまな芳香分子が解明され、古来珍重されてきたその働きは、決して迷信ではないことが分かっています。
20世紀の芳香植物研究家マルグリット・モーリーは著書「生命と若さの秘密」で「ローズは女性の器官をきれいにし、その機能を調整する」と説きました。
とくにローズに含まれる「ゲランオール・シトロネオール・フェニルエチルアルコール」という成分には、下記の様な作用があると言われています。
・天然の高い保湿作用
・肌をやわらかくする
・香りによるリラックス作用
・女性のリズムやバランス、情緒や精神面を整える
・酸化を抑え、わかわかしさを保つ
中でも原種に近い「ダマスクローズ」は、農薬なども必要ないほどのパワフルなエネルギーを持っていることから、古来女性に愛され続けてきたその力をしっかり宿しているといわれています。
「美しくなりたい、若さを保ちたい、健康でありたい、精神的に安定したい、幸せな気分でいたい、恋を実らせたい…。」
体の内外から実に多くのシーンで女性をサポートしてくれる「ローズ」は、まさに女性のために存在すると言っても良いほどの植物だったのですね。
スキンケアでローズの香りをまとう
女性はある時期を境に、お肌や体内のバランスが崩れ大きく変化してしまいます。
そんな時に古くから活用され、女性力のバランス調整をサポートしてきたのが「ローズの香り」です。
気体である香りは、液体や固体に比べて細かく、振動数も高いため、作用が早いともいわれています。
女性力に溢れた美しい毎日に、ぜひ「ローズの香り」を役立ててみてはいかがでしょうか。
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