「大きな不調はないのに、元気がでない…」。
それは「地磁気」不足のサインかもしれません。しかし「地磁気」と聞いてもピンとこない方が多いのではないでしょうか?
今回は人類誕生からずっと守ってくれている強い味方である、「地磁気」についてご紹介いたします。
「地磁気」は、人間に必要不可欠 !
「地磁気」とは、その名の通り地球の磁気のこと。
コンパスで方角がわかるのは、この磁気があるからです。
地球はバリアのような磁場を形成し、宇宙から注がれる人間にとって有害な光線を防いでくれています。
人間も独自の「生体磁気」を形成しており、地磁気と同様にバリア機能の役割を果たしています。
人間にとって「地磁気」は空気と同じように、生きていくうえで必要不可欠なものだといえるでしょう。
おなかの中の胎児がお母さんの羊水で守られているように、私たち人間の生命を守ってくれているのが、
母なる地球の「地磁気」なのです。
地球の磁場は500年前の約半分に
このように大切な「地磁気」が近年、減少しているといわれています。一説によると、500年前の約半分に減少しており、ここ100年間で見ても減少し続けているという研究者もいます。
さらに、地磁気は鉄筋コンクリートの建物の中では半減するといわれています。
本来、人間が受け取るはずの地磁気を、鉄が吸収してしまうためです。家や職場、学校などの多くが鉄筋建築で、高層マンションなどが立ち並ぶ現代社会では、慢性的な地磁気不足が懸念されています。電化製品から発せられる人工電磁波が、追い打ちをかけるように地磁気の働きを妨害しているのも見逃せないポイントです。
不調の原因は「地磁気」不足!?
丸山アレルギークリニック院長・医学博士
丸山 修寛氏 コメント
地球が持つ磁力である地磁気が人類史上まれにみる速さで弱くなっており、このことが様々な問題をつくり出しています。
太陽から発せられる人間にとって有害な電磁波から守ってくれている地磁気が減れば、真っ先に健康面にマイナスの影響が及びます。さらに電化製品から発せられる人工電磁波が地磁気の働きを妨害するため、現代人が抱える地磁気不足に追い打ちをかけています。その結果、「大きな不調はないのに、なんだか元気がでない」という原因不明の不調を訴える人が多くなっていると考えています。
「地磁気」不足をチェック!
・鉄筋の家や高層マンションに住んでいる。
・職場や学校など長時間、鉄筋建築の中で過ごしている。
・寝室が2階よりも上にある。
・車や電車で通勤・通学している。
・都会に住んでいて、土に触れる機会が少ない。
・視力が低い。または左右の視力バランスが悪い。
・頭が重くなったり、ボーッとすることが多い。
・人工電磁波へ敏感に反応してしまう。
・大きな不調はないのに、元気がでない。
いかがでしょうか?
当てはまる項目が多ければ多いほど、「地磁気」が不足している可能性が高いかもしれません。
地磁気を補うには?
では不足している地磁気を補うにはどうすれば良いのでしょうか?
それには「土に触れたり」、「土の上を裸足で歩く」など体内の余分な電気をアースすると良いといわれています。
たまには大自然の中でゆったりと自然に触れる時間を作ってみるのもいいかもしれませんね!
まとめ
私たちが生きていく上で、欠かすことのできない「地磁気」。車や電車、優れた電化製品などで私たちの生活は日々便利になる一方、地磁気不足が不調をもたらす原因のひとつだとも言われています。
とくに都会に暮らす人々は、普段自然に触れることが難しいため、地磁気が不足しがちです。ガーデニングや畑作業で土に触れたり、定期的に緑の多い場所に出掛けるなど、自然に触れる時間を増やして、上手に地磁気を補いましょう。