9月 自然界のプログラムと調和して生きる

未来創造レター

地球には海、山、川など自然がとても豊かにあり、自然からさまざまなことを感じ、学びながら私たちは生きています。
改めて、地球全体を覆っている土のことを調べてみました。

「大地に育つ植物は、生育に必要な17種類の元素のうち、炭素・酸素・水素以外の14種類を土から得ています。土は植物の命のみなもとと言えます。また、動物は、草食動物はもちろん、肉食動物も食物連鎖の中で依存して生きています。その意味では、土は動物の命のみなもとでもあります。さらに、土は命のみなもとであると同時に、命が終わった後に還っていく場所でもあります。一つの命は土を通じて次の命へとつながっていきます。」

(一部引用:「土の教え 地球編」群羊社 監修・共著:矢内純太 企画・編集・共著:藤原 勝子)

46億年前に誕生した地球には、さまざまな条件が奇跡的にそろって生命が誕生し、長い年月をかけて少しずつ土が育まれてきました。
当たり前に身近にあると思っていた土ですが、じつは自然の中で長い年月をかけていろんな出合い・融合・循環があり誕生したのですね。

また、世界中には多様な土壌がひろがっていますが、日本の土のおよそ3割が「黒ボク土(くろぼくど)」という母材が火山灰に由来する軽しょうな土壌で、この土は農家さんが先祖代々、汗と涙と工夫を重ねてできたのだそうです。
自然の循環でできた土を、人が加わってより良い土へと育てる――すべてのいのちの育みと循環の中で生き続ける土に、地球の神秘を感じます。

自然界のプログラムと調和して生きる

さて、土といえば以前、弊社で販売している『はじまり』の開発者である有限会社アースラブ・ニッポン会長の矢部栄次(やべえいじ)さんからお聞きした話を思い出します。

もととも豚のブリーダーをされていた矢部さん、あるとき土に興味を持ち、山の土、池の土、海の底の土をベースに研究を重ねて「自然にある土」を再現されました。
その後、アースラブという土(堆肥用資材)を開発されたのですが、土に興味を持つきっかけとなったのが、「山には野生動物がたくさんいるのに、亡骸を見たことがない」という、猟師である知人のひとことだったそうです。

その話が印象に残った矢部さんは、【土に秘密があるのではないか】と考えて土の研究を始め、山の表土にその秘密があることを発見。さらなる研究の末に、前述したアースラブ(土)が出来上がり、生ゴミを入れておくと消えてしまったそうです。
この技術を応用してつくられたのが、私たちを本来の姿に導く【大自然の情報】が入った健康エキス『はじまり』です。

余談ですが、地球の「地」という字は「土なり(也)」と書くように、「地球とは“土の球”なのですね。
あらためて、いのちを育む大切な土に感謝の気持ちが湧いていました。

土の研究から始まった矢部さんのストーリーを以下ご紹介しています。よろしければご一読くださいませ。

いつもありがとうございます。

『はじまり』誕生ストーリーはこちらから

▲本記事は、月刊情報誌 元気な暮らし9月号の「未来創造コミュニティ」のページでご紹介させていただいた記事です。元気な暮らしでは、私たちも地球も元気になってイキイキといのち輝かせて生きていくための必要な情報、知恵、商品をご提案させていただいています。

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