醤油、味噌、お酢など、微生物のチカラで原料を発酵させてつくられる調味料は、お料理を美味しく、パワーいっぱいにしてくれます。
そこで、蒸したお米にこうじ菌を種付けして繁殖・発酵させた米こうじ『お米の花々(はなばな)』を使った発酵調味料「塩こうじ」をつくりませんか♪
麹を塩と合わせて発酵・熟成させた「塩こうじ」。もともとは東北地方を中心に、江戸時代ごろから家庭で親しまれていたそうです。
塩こうじをお料理に使うと、麹の持つ発酵成分が素材の甘みや旨味を引き出してくれますので、野菜や魚、肉類を漬けこむと、酵素の力で食材がより美味しく♪
塩こうじのつくりかた
塩こうじで Let’s 発酵ライフ
材料
- 麹(こうじ):500g ~『お米の花々(はなばな)』~
- 塩:175g
- 水:550ml(こうじが浸かるくらいの量)
※こうじは生と乾燥があり、タイプによっては塩が混ざっているものもあるようです。こちらでは、生タイプ(冷凍)を解凍させた『お米の花々』を使っています。
※塩が少なすぎると腐りやすくなります。こうじ100gに対して塩35gが目安です。
※40度くらいのお湯を使うと早く仕上がります。時間のないときなどはいいですね。
つくりかた
1)こうじと塩をボウルに入れます。
2)しっかりと握る感覚で麹と塩をよくなじませ、10分ほど置いておきます。
3)水を注いで一度よくかき混ぜ、30分~1時間程度置いておきます。
水は、こうじが浸かるくらいの量が目安です。一日経つと、こうじが水を吸いますので少し多めか、様子を見て後で足すなどします。
4)保存容器に移し、涼しい場所に置いておきます。蓋は密閉せずに少しずらしておきます。(冷蔵庫に入れると発酵が進みませんので、常温の場所に置いておき、発酵を促します。
1日1回、おたま等でかき混ぜます。混ぜることで発酵が均一になり、美味しい塩こうじができます♪
★10日~14日ほどで完成です(夏場ははやく、冬場は時間がかかるようです)。
完成後は、冷蔵庫で保存し、毎日のお料理にお使いください。お料理は美味しく、また体も喜びます☆
★10日~14日ほどで完成です(夏場ははやく、冬場は時間がかかるようです)。
完成後は、冷蔵庫で保存し、毎日のお料理にお使いください。酵素の力で素材の旨味を引き出してくれて、お料理がさらに美味しく、また体も喜びます☆
昔ながらの手づくり生米こうじ『お米の花々(はなばな)』
北海道産、農薬不使用の有機栽培米を使用し、大正7年より続く秋田県の老舗こうじ店で愛情込めて手づくりされた『お米の花々』。お米ひと粒ひと粒に「こうじ菌のパワー」が凝縮された生米こうじです。
職人の指と手のひらの感覚でこうじ菌の量を調節して一次発酵後、約100年使い続けられている発酵室「石室(いしむろ)」で二次発酵。
手間暇かけてつくられた『お米の花々』は生きたこうじのエネルギーにあふれ、噛んだ瞬間にやさしい甘さが口いっぱいにひろがります。
乾燥のものと比べると、お米のでんぷんを糖い変える力(力価)が強いため、お味噌や塩こうじなどの発酵食品づくりに大活躍♪
冷凍で届くので、自然解凍してお使いください。
手づくり塩こうじの保存には、発酵・熟成を促す作用のある「エンバランス」シリーズの容器がおすすめです♪