「どこから見てもただのプラスチック容器じゃないの?」とあなどるなかれ。『エンバランス容器』シリーズには、食品の鮮度保持、発酵食品の熟成促進という優れた機能があるのです。「ホンマかいな!?」という皆さまに、この驚くべき作用について探るべく、チーム発酵が実験を行いました!
チーム発酵とは
トータルヘルスデザインでは創業以来、現代社会が抱える諸問題を解決する糸口として、「発酵」にまつわる温故知新の技術と美しい未来への夢に着目!「チーム発酵」を結成し、「発酵」の可能性と魅力をお伝えしています。
メンバー紹介
みのり…何でも発酵させたがる、発酵オタクなチームリーダー。
しんや…発酵アイテムを使って豊作をもくろむ農業&調理担当スタッフ。和食が得意。
やす…前職は自家製酵母パン職人。その発酵ノウハウを買われ、ジミーにスカウトされた(巻き込まれた)物流システム担当。
ジミー…ご意見番。「大事なんは発酵や!」が創業以来の口グセ。
「エンバランス」の作用を追え!
ジミー おはよう、諸君。“鮮度保持”や“発酵熟成”っちゅうんは「発酵」パワーの証やで!
しんや また突然のミッションですか(-_-;)
それは「エンバランス」シリーズのことですね? 僕いま、『エンバランス腹巻』していますよ!
ジミー そうや。「エンバランス」シリーズの開発者、増本勝久さんはな、「環境に悪い」とされてきたプラスチックを「人にも環境にも良い影響を与える」ものに進化させた凄い人なんや。ノーベル化学賞を受賞された野依 良治(のよりりょうじ)さんの力も借りてらっしゃるんやけど、大まかにいうとプラスチックの水熱反応を利用しながら、発酵の力もうまく使っておられるんやね。
みのり 複数の発酵菌から生まれた物質と、ミネラル活性水を使っておられると伺っています。私、この話を語りだすと熱くなっちゃいそうなので、今回のミッションを先に聞かせてください!
ジミー ワシもイラチ(せっかち)やけど、あんたもたいがいやな。夏のジメジメで悪さをする菌が増えると、食べもんがすぐ腐ったり食中毒の心配が出てくるやろ? そこでや、今回の使命は「エンバランス」がどんな風に役立つか、調べて記事にすることにある。
なお、君もしくは君のメンバーが実験でおなかを壊しても、ワシは一切関知しないからそのつもりで。
やす ん? どこかで聞いたことのある決めゼリフ…。それでは活用方法のバリエーションを探ってみます。
キッチンで「発酵」会議なう。
しんや それって、農業で「エンバランス」実験でもいいの?
みのり イチから育ててみるのは時間がかかるから、豆苗やネギなどを『エンバランス容器』で再生栽培してみるのはどう?
しんや 育てて収穫するまでには時間がかかるもんなぁ。わかった!
やす 『エンバランス たてよこピッチャー』にお茶を保存したらどれだけ鮮度保持できるかとか、めんつゆを入れたら味がどれだけ熟成するかを実証実験してみるのは!?
みのり さすが「発酵」王子ならぬ、「発酵」オヤジ!
やす …それ、褒められた気がしないわ。
実験1:豆苗の成長を助けた!
豆苗の根だけを残して、市販の水をあげて実験スタート! 右が『エンバランス容器』。実験中は2つの容器の距離を2m以上離して置きました。
実験開始から3日後。『エンバランス容器』の豆苗は、成長のスピードが早い様子♪
6日を過ぎた頃から背丈が揃ってきました。写真ではわかりにくいのですが、目視では『エンバランス容器』の豆苗はギュッと密度が濃く、より賑わっている感じです!
この実験から、『エンバランス容器』には植物の成長の立ち上がりをグンとサポートする働きもあるのでは?と思いました。
実験2:お茶も美味しく長持ち♪
普通のプラスチック容器と、『たてよこピッチャー』それぞれに、『ねじめびわ茶』を入れて、28℃に設定した発酵庫で保存。毎日飲み比べてみました♪
3日経った頃から、普通のプラスチックで保存したお茶に酸味が感じられ、5日目には白いモヤモヤが発生。コレは飲めない!と感じて調査を終了。『たてよこピッチャー』で保存したお茶はまだ躊躇なく飲める状態です♪
実験3:めんつゆのコクとうま味が深まった!
普通のプラスチック容器と、『たてよこピッチャー』それぞれに市販のめんつゆを入れて、28℃に設定した発酵庫で5日間保存してみました。
画像による違いが見られず、『たてよこピッチャー』に入れたものだけを撮影。しかしフタを開けた瞬間の香りがまったく異なりました!『たてよこピッチャー』で保存しためんつゆは、かつお節の豊潤な香りがフワ~ッと漂って食欲をそそり、いかにも美味しそう! 味も熟成されて滋味深くなり、一層美味しいめんつゆになりました!
一方、普通のプラスチック容器で保存したものは、フタを開けてもほとんど香ることがなく、風味も飛んだスカスカな味。こんなに違いが出るなんて! と一同改めてビックリ。
結論
みのり ジミーさん、今回のミッション完了しました。やはり食品の保存は「エンバランス」で決まり!です。夏場、特に重宝する鮮度保持能力もありますし、発酵食品の熟成が進んで高級な感じに仕上がりました。「美味しさキープ」能力も高くて助かりましたよ♪
ジミー その調子で、引き続き「発酵」の世界を探究してくれたまえ。おなかを壊さなくてよかったわ。あんたはチャレンジャーやから心配したんやで(笑)。
コラム:発酵技術と人のご縁で生まれた「調和するプラスチック」です。
「エンバランス」シリーズの開発者、株式会社ホワイトマックス 会長 増本 勝久さんのお話をご紹介します。
「エンバランス」は、日本古来の技術が基礎にあり、水中の微生物をいかにコントロールして良いものをつくるかが開発のポイントでした。
「自然環境や人と調和したプラスチックをつくる」ことは、一筋縄ではいかなかったですが、のちにノーベル化学賞を受賞された野依良治(のより りょうじ)先生に出会い、力になってくださったことが突破口に。確立した方法が業界の常識とかけ離れていたことで、製造にも大変苦労しましたが、クビをかけて決断してくれた工場長に助けていただきました。最近では、ミネラル研究の第一人者である川田薫さんが「エンバランス」の機能向上に一役買ってくださっています。
出会ったご縁によってアイデアが融合されて、新しいものを生み出し、進化する。そんなプロセスを経てつくることができたのが、「エンバランス」シリーズです。皆さまの健康とと地球環境を美しく保つお役に立てれば、開発者冥利につきますね。
増本さんにエンバランスについてもっと詳しくお伺いしました! インタビューはこちら>>
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