「生まれたままの姿」の輝きを放つ真珠の輝き…『心珠®のひとしずく』

母貝から生まれたままの輝きを放つアコヤ真珠が胸で揺れるたび、私たち自身が持って生まれた美しい色と輝きを思い出させてくれる…。『心珠®(しんじゅ)のひとしずく』は「精麻(せいま)(日本大麻)」の結紐を使い、森羅万象といのちに対する慈愛に満ちたオンリーワンのペンダントです。

今回は、プロデューサーであり、真珠の本当の魅力を伝える語り部としてもご活躍されている谷 興征さんにお話を伺いました。

(インタビュー:高木 みのり / 『元気な暮らし』2017年10月号掲載)

谷興征さん谷 興征(たに たつゆき)さん(有限会社谷真珠 代表取締役)
1969年三重県伊勢市生まれ。世界で初めて真珠の養殖に成功して事業を成した家系に生まれ、波瀾万丈な人生を歩む中で真珠の本質にたどり着く。一般社団法人日本真珠振興会による専門家養成課程シニアアドバイザー専任講師(登録No.001)、NHK文化センター真珠の見分け方教室講師、GIA(米国宝石学会)パールディプロマ。パールジュエラーとして、真珠との関わりから学んだ人間の本質や、真珠本来の役割を伝える講演をはじめ、子育て・コミュニケーション・リーダーシップ・パートナーシップ等に悩むすべての人に向けたワークショップ「パールメソッド®」を展開。バンクシアブックス新刊『本当の輝きに出会う心珠のお話』著者。

本当の輝きに出会う心珠のお話

本当の輝きに出会う心珠のお話冠婚葬祭に欠かせない宝飾品といわれる、真珠。それは、真珠が私たちにとって特別な存在だったからなのです。伊勢生まれ伊勢育ちで、養殖真珠の発明王といわれた方の家系に生を受けたパールジュエラーの谷 興征さんが、誰にも語られてこなかった真珠の本質に迫ります。
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波瀾万丈な道のりが真珠の本質へと導く

持って生まれた「ありのままの輝き」がテーマ

―― 今回の『心珠のひとしずく』は、ほかの真珠の宝飾品とまったく違う形状をしています。ガラスの器に真珠を入れたのはどうしてですか?

谷 興征さん(以下、谷さん) アコヤ貝から生まれたままの姿をした「生珠」の真珠をお届けしたかったためです。

通常は、真珠の宝石的価値を引き出し、より美しく輝かせるための加工が施されていますが、『心珠のひとしずく』は「生珠」で穴すら開けていない「無穴」です。

宝飾品というよりも、アコヤ貝という生命が生み出した「いのち」の輝きそのもの。これを身に着けていただきたくてつくったペンダントです。私たち自身が持って生まれた個性の輝きに気づく一助になれればとの思いがあります。

―― 初めて谷さんに「生珠」の真珠を見せていただいたとき、どの真珠も虹色に輝いていて色や光沢に個性があり、とても驚きました。どれも乳白色の同じようなものとばかり思っていましたから。真珠に個性的な輝きがあるように、私たちにも個性の輝きがある。そのことを思い出すためのペンダントなのですね。

真珠に魅せられた生い立ち

―― ところで谷さんは養殖真珠の発明王といわれる方の家系で、真珠業を営む一家に生を受けられたと聞いています。真珠のプロフェッショナル専任の検定講師もされていて、よほど真珠に魅せられた生い立ちだったとお察しします。

谷さん 実は、紆余曲折の末に今があるんです。父の放蕩が原因で一家離散し、子ども時代には吃音を長く患いましたし、父が膨らませた借金のすべてを被る現実にも直面しました。ご先祖の功績がどんなに絶大だったとしても、きらびやかな世界に潜む「落とし穴」の怖さを、身内で身をもって経験しました。だからこそ宝飾品としての表面的な見方を超えて、真珠の本質を追求したのだろうと思います。

今の私があるのは、絶望的な状況で真珠から離れようとしたとき、「お前は真珠から離れたら絶対にあかん!」と全力で引き留めてくださった先輩のおかげです。先輩の熱意から天の計らいをも強く感じて、その場で泣き崩れてしまったほどです。

ありがたいことにその後も私の真珠に対する思いを応援してくださる多くの方々に恵まれて、救われたんです。

「生まれたままの輝き」が教えてくれること

欠点探しではなく良いところ探しへ

―― そんな谷さんでなければ、「生珠のペンダント」という発想はなかったということですね。

谷さん それもあると思います。ですが、私を本当に変えたのは息子とのあるエピソードなんです。

幼い長男をオフィスに連れて、真珠の選別を行っていたときのことです。キズや凹みはないか、光沢がハッキリしているかなど、いくつものチェック項目を経て、価値のある粒を選りすぐる重要な作業なのですが、その最中に長男が私のところにやってきて、いらないと分けたいびつな形の珠を指して「どうして分けるの?」と聞いてきたのです。

「なんでそんなことを聞くの?」と聞き返すと、「ボクはそれが好きだから!」って。

私にはそれが青天の霹靂でした。

長男に「パパ、いいところ探しをしようよ!」と言われたように感じたのです。選別作業をしていると、自分でも気づかないうちに欠点探しをしていたのかもしれません。

―― 息子さんのたった一言が、胸を突いたのですね。

谷さん つい人の欠点ばかりに目がいってしまいがちですが、「良いところ探し」ができたらきっと人生が変わりますよね? 幼かった長男がそのことを教えてくれたんです。

この出来事をきっかけに、真珠の本質的な価値を知り、歴史や文化、科学など様々な角度から伝えられる人になりたいという気持ちがより鮮明になりました。

「しんじゅ」という言霊の本質的な意味

谷さん 私自身、伊勢神宮の御神域にとても近い環境で生まれ育っているためか、森羅万象に神性が宿るとするアニミズム的な感覚が、最も真珠の本質をとらえているように感じてきました。

太古の人々が見出していた真珠の力を知り、掘り下げていくうちに、「しんじゅ」という言霊に本質的な意味が宿っていることにたどり着いたのです。日本語には、上古代人が遺した「自然界や宇宙の摂理」が秘められているといいますからね。

伊勢志摩

伊勢志摩の海から真珠が採れたことが伊勢神宮ご鎮座の理由に挙げられるなど、真珠と伊勢神宮にも深いつながりがあります。

―― それで、心の珠と書いて「心珠」なのですね。その真意を教えてください。

谷さん 日本語の古い言葉で「たま(珠)」は魂のこと。本来、心は目に見えないものですが、私たちが持って生まれた個性も目に見えるものではなく感じるものです。

昔から「珠のような子ども」と言い表して、生まれた赤子の尊さや輝くようなけがれのなさを真珠にたとえてきたように、真珠も人も「いのち」として生まれながらに美しい個性の輝きを放っている「たま」なんです。

真珠貝から生まれた真珠が、色・形・光沢に個性があって神々しさをも感じさせてくれるように、「いろんな経験や他人からの評価で自分の価値を下げてしまうのではなく、ありのままの自分の良さに気づくことができたら、本当の輝きを取り戻すことができる」。このことを私に教えてくれたのは、他でもない真珠たちだったのです。

ですから「生まれ持った個性の輝き」と真珠を重ね合わせて、心の珠「心珠®」と呼んでいます。

このことを伝えるために全国の学校を回って「心珠の授業」をしたところ、進路に悩む子どもたちや参観に来ていたお母さんたちまでもが、「生まれ持った個性の輝き」の大切さに気づいて、私自身も感動してしまうほどの感想文までくださったのです。

ならば、いつも胸に着けられる「心珠」があれば、本来の自分の輝きをいつでも思い出すことができると考えました。

一人ひとりが輝いている「心珠」

―― 持って生まれた個性に目を向けて、意識的に輝きを解き放つために『心珠のひとしずく』を身に着けるわけですね。

真珠

人為的な処理を施していない、生まれたままの輝きを放つ真珠たち

谷さん 今回使わせていただいた真珠は、全体の数%というトップクラスの希少なものですが、もちろんすべての真珠が真円で生まれてくるわけではありません。キズや凹みを持って生まれる真珠もありますし、色も光沢も一つひとつすべてが異なります。

でも、真珠貝というかけがえのない生命が生み出した珠であることに変わりはないんです。何も持っていなくても、それぞれの心の珠「心珠」は存在そのままで価値がある、「魂は輝いている」という本質的な意味を受け取っていただけたら嬉しいです。

また、真珠は神秘的な力を持っているとして、古来神々にも捧げられてきました。

たとえば伊勢神宮で、遷宮のご神宝として天照大御神に奉るのは、生珠の真珠です。天照大御神は「日の神」つまり太陽の神。一方、真珠は潮の満ち引きの中で一枚一枚の層が育まれていきますから、月の象徴といわれるもの。太陽と月が互いに足りないものを補い合う関係とされてきたのでしょう。

『心珠のひとしずく』は、生まれ持った魂の輝きを思い出すことができると同時に、太陽の化身とされてきた女性は特に、月の輝きを補うことでより力強くしなやかな存在になれるのだろうと思います。

また、身を護る意味合いもあると感じます。三種の神器の「玉」は、もともと真珠のことだったとする説もあるほどです。気づくことができていないだけで、さらに深い意味が秘められているかもしれません。

―― ますます『心珠のひとしずく』のとりこになってきました!

精麻と「心珠」を祓いと産霊の力に

「祓い清め」の作用のある精麻

精麻(日本大麻)

精麻が結わえられた神道の幣(ぬさ)

―― 真珠から学ぶことは本当にたくさんありますね。ペンダントの紐に、貴金属ではなく日本大麻の繊維である「精麻」を使われた理由も教えてください!

谷さん 大麻に悪いイメージを連想される方がいるかもしれませんが、日本では一万年以上前から衣食住を支えてきたとされる、ごく当たり前にあった農作物です。

特に伊勢神宮のお札に「神宮大麻」と書かれているように、ご神事に欠かせません。神道の儀式で最も大切と言われる「祓い清め」に使用されるのが塩と大麻で、塩は「潮」ですから、海の恵みである真珠と大麻の相性も良いはずと、精麻でつくられる糸を使いたいと願い続けてきました。

今回、大麻博物館の高安館長ご夫妻にご協力いただけたことで、念願を叶えることができたのです。

―― 精麻との組み合わせで「祓い清め」の作用も期待できるということですね!

麻を編む谷さん

大麻の繊維を繋いで糸にする「糸績み」を体験したことで、古来伝承された文化の底流をご実感されたといいます。

谷さん はい。神道では「光があるほど浄化の力が強い」というそうで、精麻そのものも輝いているんですよ。互いにもともと輝きを放っているという意味でも素晴らしい組み合わせだと感じます。

実は、日本大麻は紡績が非常に難しい素材のため、機械で紡ぐことができません。私も「糸績み」を体験しましたが、想像以上に手間暇がかかりました。植物から繊維を取り、さらに繊維を繋いで糸をつくること自体、繊細さと根気を要する手作業です。

今回、文化が途絶えてしまわぬよう普及活動もなさっている高安様ご夫妻の、大麻という農作物に対する深い見識と慈しみの心に触れることもできました。

精麻の紐は2種類の「結び」を繰り返すことでつくられています。むすびは「産霊」といって、万物を産み成長させるご神威が働くこと。真珠と精麻の縁が結ばれたことで、「産霊」を起こすというわけです。

透明度の高い吹きガラスの器

黄金比と白金比

黄金比に白金比を内包させたガラスの形状は、宮下周平氏の宇宙観にインスパイアされたもの。

―― とてもシンプルな『心珠のひとしずく』ですが、深い意味が詰まっているのですね。真珠を包み込んでいる器もとても美しいです。

谷さん 穴を開けない「生まれたままの真珠の姿」をお届けすることが宿願でしたから、必然的に透明度が高く丈夫なボロシリケイトガラスを選びました。

底に厚みを持たせたフォルムは、まるで水面に「心珠」が抱かれているように見えますし、すべてのいのちが海から来たことを表すイメージを感じることもできます。

実はこの形も黄金比をベースにしていて、渦潮のような海の動きがモチーフです。シンプルで洗練された形になるほど、熟練の職人技がないと2つと再現できません。

しかも吹きガラスですから、「息吹」を与えてつくられたもの。この特殊な技術を持っているガラス工芸作家さんに出会えたことにも、お導きを感じましたよ。

自分本来の輝きを解き放つ力を与えるペンダント

谷さん 『心珠のひとしずく』を身に着けるいちばんの目的は、ご自身本来の輝きを解き放つ力を与えること。

そして、ともに輝く存在である精麻と真珠が、胸元で「祓い清め」と「産霊」を起こし、神羅万象とのご縁をつないでくれる。意味合いは古式に則っていますから、「自然界と交流していた」という古代の人々の感覚をも呼び覚ましてくれることを願っています。

―― このペンダントに魅了されてしまうのは、すべてにおいて自然界に対する畏敬の心や精神性が宿っているからなのでしょうね。『心珠のひとしずく』を身に着けて、内なる輝きや感覚を呼び覚ましたいと強く感じました。本日は貴重なお話をお聞かせいただき、誠にありがとうございました。

 


『心珠®のひとしずく』とは

生まれたままの「色」と「光沢」を放つアコヤ真珠

心珠のひとしずく神々しいほどに輝きを放つ“心珠®”が胸で揺れるたびに、私たち自身が持って生まれた「いのちの輝き」を思い出させてくれる。神話の国であり養殖真珠発祥の地、伊勢志摩産のアコヤ真珠に限定してお届けいたします。

水面を映す、透明度の高い「吹きガラス」の器

熟練された特殊な技術で1つひとつに息吹が込められた、ドイツ製で世界的にも透明度と丈夫さを誇るボロシリケイトガラスの1点ものです。自然界で最も美しいとされる比率で、母なる海をモチーフにしています。

精麻(日本大麻)の糸と起こす「祓い」と「産霊(むすひ)」

心珠のひとしずく全工程が手作業でつくられた美しい精麻の結紐に、18Kビーズの輝きをちりばめました。
“心珠®”とともに強力な祓い清めの力を発揮して、「森羅万象との縁を結び、すべてを生み出すご神威を働かせる」という日本古来の産霊の意味が込められています。
※紐の長さ調節が可能です。

 

心珠のひとしずく心珠®のひとしずく 詳細はこちら>>

 

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