学生時代、ボクシングをやっていたことで、たまに「どうやったら痩せられますか?」と聞かれることがあります。
一言
「ガマンです」
と答えますが、皆さんガッカリされます。
そこで、口頭ではお伝えしにくい
ダイエットのコツ
について書いていきます。
ちなみに、当社では
“ダイエット”は“不自然”
という理由から、この言葉を使うことはありません。
よって、ダイエットに関する投稿は今回限りになるでしょう。
ってか、削除されるかもしれません。
そんなことで、削除されることを念頭に置いて筆を進めていきます(キーボードだけど)。
こんにちは!筆者です。
ダイエットのコツ
まず、私事で恐縮ですが、8年前に
バンクシアフィットネス
に出合い、
2ヶ月で10kg
痩せました。
ビフォーアフター
★体と心と宇宙を結ぶフィットネス
詳しくはこちら>> バンクシアフィットネス
その時に使った手法はボクサーの減量法そのままでした。
そもそも、ダイエットとボクサーの減量には3つの違いがあります。
ボクサーの減量は
①期限がある
②痩せることが目的ではない
③科学的である
のですが、
ダイエットには、
上記の①~③が当てはまらないのではないでしょうか。
ってゆうことは、
ボクサーの減量法を参考にしてダイエットに挑めば、
成功するんじゃないの?
そこで、以下の要領でダイエットに取り組まれてはいかがでしょうか。
ボクサーに学ぶダイエットのコツ
【ダイエットのコツ其の一】
期限を決める
近年よく言われることですが、
「思いの実現」や「目標を達成」
するためには、
○月○日までに成し遂げる
と設定することが大切です。
これにはいろんな理由がありますが、ダイエット成功の一番大きな理由として、
身体が要求に応えてくれる
ことが挙げられます。
身体というのはとにかく優秀で、自分の思った通り、あるいは思いを超えた働きをしてくれることはいろんな研究でよく知られています。
例えば、
生死の土壇場に追い込まれた時、自分の持っている力以上のパワーを発揮する(火事場の馬鹿力)。
他には、
なにか物事をはじめよう、あるいは○○に行かなければならない
という状況になると、急に
・極端に脈拍が上がる
・やる気が起きない
などの症状が表れる(虫の知らせ)。
また、危機的な状況に追い込まれると、被害を最小限に抑える反応として
自己防衛による反応
があります。
これは、動物が解りやすいと思いますが、
例えば、
車に轢かれそうになった動物が「身動きを取らない」
人間でも、高いところに行くと「足がすくむ」、
ケガをすると緊張状態にして血流を悪くし出血を抑える
などが自己防衛による反応です。
これほど優秀な身体ですから、
○月○日までに痩せる(あるいは理想の体型にする)
と決めてダイエットを実行することで、かなりの確率で成功につながると思います。
【ダイエットのコツ其の二】
痩せることを目的にしない
ボクサーは試合に挑むために体重をコントロールします。
試合に勝つため
タイトルを獲るため
に適正体重にするわけです。
つまり、目的が痩せることではないのです。
これって、けっこう重要なポイントだと思います。
なぜなら、脳はイメージしたことを実現させます。
そして、
痩せる(痩せている自分)
って、なかなかイメージしにくいと思います。
ですから皆さんも、目的を痩せることではなく、
痩せて何をするのか
にすればいいわけです。
例えば
痩せて彼氏(彼女)をつくる
いいねー♪
痩せて婚活する
がんばってー♪
痩せて水着を着る
ひゅーひゅー♪
痩せて着たい服を買う
へぇー
そうすれば、目的がハッキリしてイメージがしやすくなります。
イメージしたこと(できたこと)は叶いますので、ぜひ、良いイメージを持ってダイエットに取り組まれることをオススメします。
【ダイエットのコツ其の三】
科学的である
これが一番大切だと思いますが、ボクサーの減量法って誰がやっても痩せられます。
それは、ウェートコントロールを算数(足し算・引き算)で行うからです。
つまり、計算通りやれば誰でもその通りになるのです。
1+1=2
50-3=47
120-34=むずい
例えば、体重50kgの人が一日3食しっかり食べて体重が変わらないとします。
そうすると、一日1食(600g)抜くと、その分の体重は落ちるわけです。
50-0.6=49.4
ね。
一日で600g落ちたでしょ。
以下、ダイエットセミナーでお伝えした文書を転載します。
基本的に、人体は内部環境を一定の状態に保ち続けるために、恒常性維持機能が働いています。
体温や体重もまさにその機能のおかげですから、大きく変わることはありませんね。
体重50kgの人は、よっぽど暴飲暴食や偏食(不規則)、あるいは寝込むことがなければ体重が変動することはありません。
※加齢によって代謝が落ちて太りやすくなることは置いておきます。
※一日に食べ物や飲み物で1000g(1kg)摂取したとします。でも、一日に1000g代謝すればプラスマイナス0で体重が変動することがないというのがその理由です。
ボクサーは、このメカニズムを利用して減量するのです。
一日に1000g代謝する、プラス運動で500g落とすとします。
合計1500g(1.5kg)の消費です。
ここで、一日なにも摂取しなければ体重は1.5kgダウンします。
でも、それでは大変ですから、1000g摂取(飲食)します。
すると、体重は1500-1000=500gダウンします。
これを4日続けたら体重は2000g(2kg)ダウンするという計算です。
※だんだん痩せにくくなりますから、これがすべてではありませんが。
いかがでしょうか。
これであなたのダイエットは成功するかも!
今日はこの辺で。